第1回アースレンジャー自然体験塾(調査編)を開催しました。
8組19人の親子が参加し、みつばちの学習会や畜産センター公園の散策を行いました。
開催日令 : 和7年7月6日(日曜日)
開催時間 : 午前10時~午前11時45分
開催場所 : みつばちの家(畜産センター公園内)
みつばちについての勉強
はじめに、公益財団法人みつばちの家(以下、みつばちの家) 兼 岐阜県養蜂組合連合会の太田さんと今川さんからみつばちについてのお話を聞きました。
養蜂、みつばちの生態・みつばちの能力などについての説明や、みつばちの豆知識をクイズで学びました。
また、みつばちが花粉の媒介者となり、植物を増やすための「みどりの源」として重要な役割を担っていることや、受粉によって果実が実り、食料となって人々の命を支える、ポリネーション(花粉交配)という大切な役割を担っていることなどについてのお話を聞きました。
公益財団法人みつばちの家 太田さんのお話
養蜂やみつばちの生態についての説明
畜産センター公園を散策
みつばちについて学んだあとは、2グループに分かれて、「畜産センター公園の散策」と「みつばちの観察会」を行いました。
畜産センター公園の散策は、NPO法人ふれあいの森自然学校の雉野さんの案内で、農園付近を散策し、虫捕りなどをしました。
暑い日差しの中、バッタやトンボなどたくさんの昆虫に出会えました。
たくさんの昆虫とふれあいました。
ニンジンの花を観察したよ。
ゴボウの花を観察しました。
ウスイロオナガシジミにを見つけたよ。
トノサマバッタを見つけたよ。
みつばちの観察会
みつばちの観察会では、観察箱を使ってガラス越しにみつばちを観察しました。
子どもたちは興味津々で話を聞きながら、じっくり観察し、女王蜂を探したり、幼虫を見つけたりしていました。
また、巣枠についた蜜(巣蜜)を用意してもらいました。
クロガネモチの花から採集された蜂蜜で、上品な花の香りがして、とても美味しかったです。
巣蜜の蜂蜜は、スプーンでとる場所によって味が違うそうです。みなさん、いろいろな場所の蜂蜜をすくって、美味しそうに食べていました。
ガラス越しにみつばちの観察をしました。
巣蜜からハチミツを直接とります。
今回は、みつばちを通じて植物や私たち人間とのつながりについて学びました。
生物多様性を実感し、理解が深まったことと思います。
近代養蜂の聖地である岐阜市の自然をみんなで守っていけるといいですね。