いつから活動しているの?
岐阜市役所は、市民オーナシップの理念に基づき、平成10年4月に、市民への一般募集で「長良川環境レンジャ-」を誕生させた。2年目(平成11年)市役所側の組織編制もあり、行政内市民指導型のボランティア団体として活動を始める。3年目(平成12年)、NPO法人格の取得作業を本格化させ、9月18日申請が認証され登録(9月26日)を終える。
【活動目的】
長良川を中心とした河川の環境保全を図るため、流域の多数の市民、企業、行政と連携して、豊かな自然と生態系を取り戻す活動を推進するとともに、節度ある利用など、河川と共生する施策を創出、実践して、人と共に生きる良好な河川環境を後世に引き継ぐことを目的とする。
どんな活動をしているの?
1.河川利用者(河原歩き、つり、水浴、バーベキュー、カヌー、水上バイク等)へ河川環境保全の大切さやゴミ持ち帰り等の啓発活動、ゴミ拾いを実施している。
2.長良川流域市町村・流域住民と連携して河川保全活動に取り組む。流域35市町村の表敬訪問を、県関係機関の協力で実施。13年夏には、長良川流域の8ヵ所で地元の人たちとともにパックテストによる流域一斉水質調査を行い、流域ネットワーク化の大きな一歩となった。14年度は8月3月に9ケ所で実施。17年度は8月10ケ所で実施。18年度からは「身近な水環境の全国一斉調査」と同調して6月に実施。
3.流域小中学校の総合学習への参加、川に関わる講座やイベントの実施。長良川沿いの小中学校やボーイスカウトの子どもたちなどと交流を通じて、長良川の素晴らしさ、それを持続させるための努力の大切さなどを話し合ってきた。13年度秋にRAC基礎講座、14年度から初級指導者養成講座を実施。18年度は中級指導者養成講座を実施。19年度は初級指導者養成講座、子どもの水辺安全講座を実施し、以降毎年開催している。
4.17年度は子どもの水辺協議会を設立して「ながら川へいこまい会」や国土交通省木曽川上流河川事務所との委託契約で「川ガキ。長良川へ集合」や文部科学省委託事業で「金華山・長良川自然体験教室」を行った。(岐阜市内4団体で共同)「ながら川へいこまい会」と「川ガキ。長良川へ集合!」は17年度以降毎年開催。また、19年度は「ながらっ子レンジャー」を結成し子どもの自然体験活動の育成講座も実施、20年度以降も継続して行っている。
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