且格小学校5年生は、毎年「水と碧江(ひきえ)」をテーマに、日置江地域を流れる「荒田川」と「大江川」の水質調査を行うとともに、「水」というものはどのようなものなのかを学び、自分たちが暮らしている「日置江」の「水環境」を守るためには、どうすれば良いかを講座を通して考えました。
※総合的な学習の時間:自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てるとともに、学び方やものの考え方を身に着け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにすることを目的に創設された。
★第3回
〇令和元年6月26日(水)
講座 「しずくの冒険(驚異の旅)」
私たちの体や食べ物の水分量、地球上で使える水はとても少ないことなどを学び、「水」が循環する場所(雲、川、湖、植物、土、海、地下水、氷河、動物の9つ)を、サイコロを使ってめぐり、水の循環の仕方を理解しました。
体験講座 「川を汚したのは誰?」
自分たちの生活から出た「ごみ」や「排水」などの汚れの素となるものを、川の水に見立てた水槽の水に、子どもたち自身で投入し、水の汚れ方を観察しました。
【子どもたちの感想・意見】
・氷河が一千万年以上溶け残っていることに驚いた。また、水が長い年月をかけて雲から雨、山、地下水、海を巡っており、人間の生活に欠かせないことが分かった。
・川を汚しているのは自分たち人間であり、毎日の生活でゴミ出しや排水の仕方、食器洗いのやり方など気をつける点がたくさんあることが分かった。