■分類 | ヒノキ科−ヒノキ属 |
■分布地 | 福島県から南の本州・九州に分布。 海外では台湾のみで見られる。 |
■木(枝) | 常緑針葉高木で、成長すると木の高さは30〜40mになる。樹皮は赤褐色で縦に長く裂ける。 |
■葉 | 長さ0.2〜0.3mmの鱗片状の葉は葉の表面は濃緑色で、裏面は淡緑色でY字の白い線が入る(白い気孔線)。 |
■花 | 雄花と雌花があり、3〜4月に雄花は枝先に1つ花をつけるが小さくて目立たない。雄花は休憩で春に花粉を飛散させる。 |
■実 | 9〜12月球形の褐色の実をつける。 |
■その他 | 日本家屋にはなくてはならない木として多くの地域で、人工的に植栽されてきた。通常標高の高いところに自生するが金華山のように低い山に自生することは珍しい。 名前の由来は、昔ヒノキの材を擦(す)りあわせて火を起こしたので『火の木』が語源とされる。 |
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