平成29年6月18日(日)、達目洞で田植えが行われました。
この田植えは、達目洞自然の会が、達目洞の保全の一環として進めている、無農薬のお米作りの一連の活動の一つです。
当日の活動は、中央青少年会館の講座、岐阜大学などの授業、岐阜大学環境サークルESDクオリアのサークル活動なども兼ねており、200人を超える方々が集まりました。
活動の最初に、達目洞自然の会 加納事務局長よりあいさつ。
集合写真を撮りましたが、かってない人数で全ての方々が収まりません。
集合写真撮影後、順次、達目洞の自然を観察しました。
この川は、ヒメコウホネが自生する逆川(さかしまがわ)です。
人数が多いので、列が途切れません!
引率する加納さんも大変です。
リスク管理のために田んぼに移植したヒメコウホネは元気に咲いていました。
一通り、達目洞の自然を観察した後、いよいよ田植えの開始です。
こちらでは苗の準備が始まりました。
この苗は、先月、ESDクオリアや達目洞自然の会の方々が作った苗床から育てたものです。
もちろん無農薬で育てました。
作業をする方々が田んぼを取り囲むように並びました。
苗が次々と運び込まれました。
苗が行き渡ったところで、田植えの作業の説明です。
まずは、苗を田んぼ一面に万遍なく投げ入れました。
苗が空中を飛び交いました!
いよいよ田植えの開始です。田植えは初めてという方が多く、恐る恐る田んぼに入りました。
近くにある苗を丁寧に植えていきました。
この女性、田植えは初めてとのこと。それでも楽しそうに作業されていました。
大半の苗が植えられました。次は恒例の・・・
どろんこ遊びです!
みんな泥まみれでこの笑顔。
田植えやどろんこ遊びと並行して、通常の保全作業も行われました。
こちらでは、リスク管理のためのヒメコウホネ周辺の除草作業が行われました。
こちらでは、逆川の流れを阻害する植物を間引きました。
活動も終わりにさしかかり、恒例の豚汁の準備が始まりました。
温めるために使った火は、保全作業で伐採した蔓などを有効活用しています。
豚汁が出来上がり、皆にふるまわれました。いただきましたが、本当においしかったです!
活動の締めくくりとして、加納さんから今日の感想をインタビュー。
楽しかった!とのこと。
豚汁が行き渡り、予定時刻となりましたので、今日の活動は終了となりました。
達目洞自然の会の方々をはじめ、参加された皆様、お疲れさまでした!
今回は田植えでしたが、10月には収穫祭が開催されます。それ以外にも通常の保全作業は、毎月、第三土曜日の午前中に行われますので、興味がある方はぜひ来てください!
岐阜市自然環境課