平成29年4月15日(土)、今年度最初の達目洞の保全活動が行われました。当日は、活動中に雨が降り出すなど、活動日和とは言えない状況でしたが、岐阜大学ESDクオリアの学生、小学生、達目洞自然の会の方々など20人以上も集まりました。
達目洞の象徴ともいえるヒメコウホネですが、開花はまだのようでした。
今年度最初の活動が始まるにあたり、あいさつと説明がありました。
あいさつなどの後、達目洞の自然を観察しました。
季節は春ということで、色とりどりの花が咲いていました。こちらはムラサキサギゴケとゲンゲ。ゲンゲはいわゆるレンゲの花です。
生物多様性が豊かな達目洞は、生態系でも上位に位置する捕食者もやってきます。このアオサギは、カエルかドジョウ、はたまたヘビを狙ってやってきたのでしょうか。
ひととおり自然を観察した後、いくつものグループに分かれて保全作業開始です。こちらでは流れを妨げる植物を間引きました。
えいっ!と放り投げて、土にかえします。
こちらでは、フジの蔓切りをしました。刈った蔓は後で有効利用します。
こちらでは、護岸を補強するための石を運びました。
こちらでは、無農薬田んぼのための堆肥づくりをしました。ワラを集めてどんどん積みこみました。
大学生だけでなく、小学生も大活躍。重労働ではないので、作業していて楽しいとのことでした。
お昼近くになり、さらに雨がひどくなったので、本日の活動はここまでとなりました。達目洞自然の会をはじめ、岐阜大学ESDクオリアなどの皆様、お疲れ様でした!
今日は小学生が戦力として活躍するなど、達目洞の保全活動は決して敷居が高いものではありません。基本的に毎月第三土曜日の午前に活動を行いますので、興味がある方はぜひ来てください!
岐阜市自然環境課