8月24日に木曽三川フォーラムが主催で、
長良川支流の樋爪川と、樋爪川に流れ込む夕べが池で、
外来魚駆除実験が開催されました。
夕べが池では釣りで、樋爪川では主にタモ網で、
大人から子どもまで幅広い年齢層の方が参加されました
<最年少の釣り師>
<鋭いまなざしで水面を見つめています>
釣竿を垂らすとすぐに餌をつつく手ごたえが出てきます。
が、「やられたー」、との声があちこちから響きます。
餌だけうまく奪われてしまう方が続出でした。
<大物ヒットか!?と思いきや根掛かり(笑)>
一方のタモ網では、続々と魚が捕獲されます。
<獅子奮迅の活躍>
<オオクチバス(ブラックバス)捕獲>
1時間程度の実験で、非常に多くの生物を捕まえることができました。
そのほとんどが在来種で、
オオクチバス、ウシガエルなどの外来種については、
捕獲はされたものの、数は少数にとどまりました。
少し残念だと思う一方で、
まだまだ在来種が多く残る樋爪川にホッとしました。
<今回の実験で捕獲した魚類(絶滅危惧種もいました)>
<外来魚に実際に触れることで、考えも深まります>
オオクチバスやブルーギルなどの外来魚は、
長良川をはじめ木曽川・揖斐川など、広範囲にわたって確認されています。
今回の実験のように、
水辺の生物に直接触れることができるイベントをとおして、
豊かな水辺の環境や、外来種の問題について
考えていくきっかけとしていきたいですね。
多くの方々が外来種の問題などについて考えていくことが、
自然環境の保全のための大きな原動力となると思います。
参加者の皆様、そして、主催された木曽三川フォーラムの皆様、お疲れ様でした。
自然環境課 井戸