事前準備として、平成25年1月に竹取と土のう作りが
行われた逆川補修活動ですが、3月16日、
長年の風雨で半分朽ちた杭の間に新しい杭を打つ作業が行われました。
何もない状態で真っ直ぐ杭を並べるのは意外と難しいものです。
そこで、まずは水糸をぴんと張り、直線を確認。
<真っ直ぐ伸びた黄色の糸が水糸です>
いよいよ作業本番。杭は水糸にそって2mごとに1本使用しました。
あらかじめカットしてある竹で2mを測り、ひたすらに杭を打ち込みます!
<杭はおよそ2mごとに>
杭は重たい掛矢(カケヤ/大型の木槌のこと)で打ち込みます。
直径10cmほどの杭の真ん中に上手く打ち付けるのは見た目より難関です。
<作業スタート。ひたすら打つべし!>
杭の真ん中に掛矢の重量を生かして上手く力を伝えることができると
「カーン!」と心地良い音がする一方、
打ち下ろした場所が悪い時は「ガスッ」「ゴッ」と鈍い音が・・・。
技巧の有無はなかなかシビアに出てます。
初心者の私は、目測を誤って打ち付けたせいで、
杭が斜めになってしまった、欠けてしまった、と惨敗な出来も。
要練習です。
もちろん、杭以外に掛矢が振り下ろすことはありませんでしたが、
杭を支える人にはひやっとする場面もあったかも?
<ぐっと腰を入れて!>
黙々と打ち込むこと約1時間半。
お片付け後に出来栄えを見て川岸を歩くと、新しい杭は全部で29本でした。
「あと1本あったらキリが良かったのに!」という声もチラホラ。
少し惜しい思いもしましたが、今回はここで終了です。
「達目洞自然の会」の皆様、お疲れ様でした!
今後は杭と岸部の間に竹を積み上げ、土留めを行う予定です。
自然環境課 木村