4月24日(火)に十時会が中心となり
登山道の整備が実施されました。
十時会は「登山道は利用者が修理する」を
モットーに活動されている団体で、
10年以上にわたり金華山の登山道補修、パトロールを
実施しています。
今回は登山道の整備に必要な資材である丸太運びと
登山道整備を実施しました。
私も丸太を担いで山を登りましたが、歩くたびに
丸太の重さが肩に、腰にかかり体に食い込んだベルトから
ジワリジワリと痛みが広がります。
<丸太を担いで山登り>
「疲れが出る前に休憩をとることが大切だ」とのことでしたが、
休憩のとりかたにもコツがあり、
坂に丸太を架け、そこに体重をかけると
楽に座れるようです。
休憩一つとっても、経験に裏打ちされた技が
隠されていました。
<疲れる前に休憩をとります>
こうした休憩を何回かとりながら
東坂ハイキングコースの頂上近くまで丸太を運びました。
その後は唐釜ハイキングコースまで下山し、
登山道の整備を実施しました。
林内にある倒木を歩道の脇に固定し、
登山道の路肩を保護します。
ロープを倒木に巻いて歩道の脇まで引き上げますが
幹が太いものはとても重たくみんなの力を合わせて、
やっと引き上げられるほどです。
また、倒木に挟まれて怪我をしないよう
細心の注意を払わなければなりません。
<力を合わせて引き上げます>
<丸太を打ち込んで固定>
このように登山道の整備は大変な作業の連続です。
私たちが登山を快適におこなえる裏側には
今回の作業をおこなった十時会のような方々の
長年に渡る努力が隠されています。
自然環境課 今井