今年も鷺山小学校PTAが中心となり、
「鷺山の里山整備活動」が開催されました。
暗くなり過ぎた森の木を整備し、
みんなで親しめる明るい森を作っていくことが主な活動の狙いです。
小学生とその保護者を中心に、
地元の方をまじえ多くの方が参加されました。
まずは鷺山小学校に集合し、
PTA会長から活動の目的などについてお話がされました。
その後、指導者から刃物を扱うことについて説明があり、
みんなで服装や刃物のチェック、
安全に対する心構えの確認がされました。
<刃物チェックの様子>
安全確認が終わると、山頂まで登り、整備方法の説明の後、
いよいよ作業開始となりました。
作業が開始して早々に
随分と手際のよい中学生を見つけたので声をかけてみると
「もう何年もやっているから、慣れています」と頼もしい声。
<手慣れた中学生>
特に強制されるわけでもなく、
何年も地元の子どもが参加しているという事実は、
鷺山という山が如何に地元の子たちに愛され、
また、整備活動そのものも「楽しく、やりがいがあるもの」として
根付いてかということをよく表していると思います。
最初不慣れな様子を見せていた子ども達がいましたが、
お父さん、お母さんあるいは友達と
力を合わせて整備に取り組むうちに、
徐々にうまく整備ができるようになってきました。
<親子で協力して頑張っています>
<子ども同士で力を合わせます>
<無事間伐達成!頑張りました>
<みんなで連携して伐採した樹木の整理をする様子>
協力して作業をされる様子を見ていると、
あちこちで掛け声、労い・感謝の声が飛び交い、
改めて「力を合わせるって、いいものだなー」
と感じました。
鷺山での作業を終えると、
小学校に戻ってお楽しみの豚汁パーティー。
ただでさえ美味しそうなのですが、汗をかいたあとの一杯は格別です。
里山での苦労を肴に会話が弾みました。
今回のような、楽しみながら行う里山整備活動が継続されることで、
地域の絆づくりや、世代を超えた交流がなされ、
結果として自然環境に関する感覚も身についていくのだと思います。
里山整備に参加された皆さん、お疲れ様でした。
自然環境課 井戸