2月12日に大洞地区にて「森と水辺の技術研究会」が主催で
刈払い機&チェーンソー講習会が開催されました。
この研修会は岐阜県の豊かな里山復活事業の一環として開催されました。
岐阜市ふれあいの森を拠点に
森林の整備・保全を日頃から実施されている
「ぎふし森守クラブ」の方を講師に迎え、
日頃、大洞地区で里山保全活動に取り組んでいる
「大洞の里山つくろう会」の方をはじめ多くの方々が受講されました。
大洞地区での里山整備は、
今まではチェーンソーを使用せず、手のこで実施されてきましたが、
いつ倒れてきてもおかしくない枯れた大木などには、
手作業ではとても手が出ません。
それではいけないということで、
今回のチェーンソー講習会となりました。
はじめに、安全の確保が何よりも大切だというお話を
実際に起きたヒヤリハットや事故などの話をまじえ、
ぎふし森守クラブ代表の神山さんからいただきました。
<神山さんによる安全講話>
その後、実際に使用する道具や安全具の説明があり、
いよいよチェーンソーの実技講座です。
まずは、伐倒方向の計画・確認です。
倒した木がかからないか、安全に倒せるか検討します。
続いて、エンジンの始動です。
安全な手順を覚えます
いよいよ伐採に入ります。
最初は受け口の作成。
バーの持つ位置で角度を調整します。
続いて、追い口の作成です。
この時点では、まだ倒しません。
倒れる手前まで水平に切り進めます。
最後にくさびの打ち込みです。
狙った方向に確実に倒すため、
調整しながら、くさびを打ち込んで倒します
実技講習が終了したら、いよいよ実践です。
<初めてのエンジンの始動>
<初めての玉切り>
初の作業ということで、
皆さんの緊張感がヒシヒシと伝わってきました。
かかり木への対処も行います。
以上で、実践練習は終了です。
最後にチェーンソーのメンテナンス方法の説明があり、
全ての講習は終了しました。
<チェーンソーの掃除の仕方の説明>
<チェーンソーの目立の仕方の説明>
チェーンソーという新たな道具を手にすることで、
里山作りも新たな可能性を手にできそうです。
自然環境課 井戸