報告が遅くなりましたが、10月22日(土)にじゅうろくプラザにて第10回岐阜市まるごと環境フェアのプレイベントとして「第7回アースレンジャー子ども会議」が開催されました。
今年で7回目となるこの会議では、岐阜市の小・中学生が集まって、環境学習などを通じて感じたことや考えたことについて発表・話し合いをし、意見交換を通じて環境に対する考えを深めてもらうことを目的に開催しています。
前半の活動発表では、6団体の皆さんが発表してくれました。
シカやイタチなどの地域の野生動物に関するものから、野菜や米作り、採れた野菜を使ったエコクッキング、校区を流れる河川での水生生物調査の結果や里山保全活動など多岐に渡るものでした。
午後からは、環境クイズとがやがや会議が行われました。
環境クイズでは、難易度の高い問題ばかりで子どもたちは苦戦しているようでしたが、答えが表示されるたびに大きな歓声や悲鳴が上がっていました。
<環境クイズの様子>
続くがやがや会議では、子どもたちが4つのテーマに分かれて、行動目標となる環境宣言を作るため、自分たちに何が出来るのか話し合いました。
<がやがや会議の様子>
子どもたちは、自分たちの意見を模造紙に書き込みながら意見を深めていき、最後に「岐阜市 子ども環境宣言2011」としてまとめました。
◆私たちは生きものが棲みやすい環境をつくるために、自分たちで出したゴミは自分たちで処理し、自然の中に捨てません。
◆岐阜市の自然や生きものを守るために、一人一人が責任を持って、行動します。
◆ムダを減らすために、家族や地域で協力して地産地消を心がけます。
◆地球温暖化を防いだり、感謝の気持ちを表すために、みんなで協力して食べ物を残しません。
◆地産地消をして化学肥料を使わない食べ物を作っていきます。
子どもたちの生の意見が反映された素晴らしい宣言文ができました。
この宣言文を、岐阜市全体で取り組めるように、会議に出席した方だけでなくもっと多くの人に広めていきたいですね。
<集合写真>
今回のアースレンジャー子ども会議には、約80名の皆様にご参加いただきました。会議の企画・運営には、環境市民ネットワークぎふ、国際ソロプチミスト岐阜−長良、社団法人岐阜県自動車会議所にご協力いただきました。
また、環境クイズ・がやがや会議の司会及びファシリテーターとして未来塾2050及び岐阜大学教育学部の学生の方々にご協力いただきました。
本当にありがとうございました。
自然環境課 坂井