第1回アースレンジャー自然体験塾(昆虫編)を開催しました。
12組29人の親子が参加し、みつばちの家を見学したり、みつばちの観察を行ったりしました。
開催日:令和5年7月9日(日曜日)
開催時間:午前10時 から午前11時45分まで
開催場所:みつばちの家(畜産センター内)
○みつばちについての勉強
はじめに、公益財団法人みつばちの家(以下、みつばちの家)兼 岐阜県養蜂組合連合会の中村さんと山本さんからみつばちについてのお話を聞きました。
養蜂・みつばちの世界・みつばちの生産物についての説明や、みつばちの豆知識をクイズで学んだり、みつばちが花粉の媒介者となり、植物を生育・繁殖させる「みどりの源」として重要であり、受粉によって植物は実り、食料となって人々の命を支える、ポリネーション(花粉交配)という大切な役割を担っていることなどについてのお話を聞きました。
(写真右がみつばちの家 理事長 中村さん)
○みつばちの家を見学
みつばちについて学んだあとは、2グループに分かれて、「みつばちの家の見学」と「みつばちの観察会」を行いました。
みつばちの家の見学では、展示を見ながら、みつばちの体の仕組みについてや養蜂の歴史についてなどを学び、クイズで理解を深めました。
○みつばちの観察会
みつばちの観察会では、ガラス越しに観察することのできる観察箱による観察をしました。
子どもたちは巣箱に興味津々で話を聞きながら、じっくり観察し、女王蜂を探したり、羽化するみつばちを観察したりしていました。
巣枠についた蜜(巣蜜)を食べると、子どもも大人も笑顔いっぱいでした。
今回は、みつばちを通じて植物や私たち人間とのつながりについて学びました。
生物多様性を実感し、理解が深まったことと思います。
近代養蜂の発祥地である岐阜市の自然を守っていけるといいですね。