11月14・15日岐阜市文化センター小劇場とハートフルスクエアGで行われたアースレンジャー子ども会議と学生環境会議の様子を報告します。
14日に行われたアースレンジャー子ども会議は新型インフルエンザの影響が心配されましたが、当日は約50名の子どもたちが日頃行っている活動を元気良く発表してくれました。
<岐阜小学校5年生の発表の様子>
活動発表の後は、いくつかのグループにわかれて「がやがや環境会議」が行われ、参加してくれた子ども達が生活の中で、環境についてどのようなことを考え、行動をしていくかが話し合われました。
<がやがや会議の様子>
その時、話合い作られた環境宣言は次の内容です。
・人と自然が協力しあい自然を大切に守っていこう
・行動の一つ一つに責任を持ち森を壊さないで生き物を守っていこう
・生き物を大切にするために水を汚しません!
・ゴミを捨てません。持ち帰ります。
・お風呂の水を洗濯に使うなど、再利用します。
・電気をつけっぱなしにしないなど、省エネを他の人に伝えていきたい。
30分程度の話合いでしたが、子ども達は必死に考え環境宣言という形にまとめてくれました。子ども達のパワーに司会をやってくれた大学生のスタッフも付いていくのがやっとという感じでした。
15日にはハートフルスクエアGで高専・大学生による学生環境会議が行われました。当日は20名の学生が岐阜市や名古屋から集まって、にぎやかに会議が行われました。
最初の自己紹介では、パワーポイントなどを使って現在の活動について発表されました。
その中には若者が農業に興味がもてるようにと「農業ファッションショー」を豊田で行っている大学生や、エネルギー問題に興味をもち「マイクロ水力発電機」を自分達で作っている高専生まで幅広いジャンルの学生が集まってくれました。
その集まった学生達が、今年のテーマの『共に』何ができるかということをテーマに今回話し合われました。
・ザリガニを食べるイベント
・いのししを食べるイベント
・里山花嫁修業
・どろんこ遊び
・稲刈り
などなど斬新な企画がたくさん出されました。ここで出された様々な企画は実行にむけて参加者同士 今後も連携していくことを約束しました
<話合いでだされた意見>
最後にこの学生会議を中心になって進めてくれた名大院生の加藤さんから、『今後も連携をしていくために実際に、共に活動しよう』と呼びかけがあり、11月21日にある達目洞の活動や名古屋環境大学の『2050年担い手塾』の活動の紹介がされ終了となりました。
この2日間、小学生〜大学生の参加者が真剣に環境について考え、今後どのような行動をとっていくのかを考えてくれました。今回の一人一人考えた行動が、環境を変えるための大きな一歩となると感じています。そしてこのような場を作るために関わっていただきました多くのスタッフ・ボランティアの皆様ありがとうございました。
自然環境課