今回は、「大洞の里山つくろう会」が行っている里山整備について紹介します。
「大洞の里山つくろう会」は、平成21年から芥見東地区の大洞の里山の整備を毎月第4土曜日に行い、活動を通じて交流を行っている自然環境保全活動団体です。
会による11年間の継続的な活動により、当初は原野となっていた大洞の里山も遊歩道が整備され、毎年11月には「里山まつり」が開催されるようになりました。(令和2年の「里山まつり」はコロナウィルスの影響により中止)
活動風景
今回参加した里山整備の作業は、会員の方と岐阜大学の学生8人を加えた20人で森林の間伐作業を行いました。
作業中に道具の使い方や道中に生えている植物について、会員の方が説明のため話しているのを真剣に聞いている学生の姿がとても印象的でした。こうした交流を通じて若い世代へ、色々なことが語り継いでいくことが、今の時代とても貴重だと思います。
斜面上での慣れない作業でしたが、整備後のすっきりとした場所を見ると作業の疲れが吹き飛ぶほど、さわやかで清々しい気持ちになりました。
切った木の枝についていたカエル!
(シュレーゲルアオガエル)
大洞の里山は、遊歩道の整備もされているので、皆さんも一度訪れて自然に触れあってみてはいかがでしょうか?
岐阜市環境保全課