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金華山パトロール 十時会　藤井 義康さん

−藤井さんが感じる金華山の魅力を教えて下さい？
金華山は低い山ですが、急勾配や岩場など登りごたえがあります。そんな金華山が身近にあることは、昔から山登りをやっている私にはとても魅力的です。

−金華山のコースの中でも藤井さんが気に入っているコースはありますか？
そうですね。各コース様々な特徴がありますが、私が気に入っているのは岩戸−大参道ハイキングコース−鼻高ハイキングコースから頂上を目指す約3kmのコースです。尾根筋を登るコースなので、勾配がきつい所もあり登りごたえがあります。また、鼻高ハイキングコースでは、春先にミツバツツジの群生が見れるのも楽しみの一つです。

−藤井さんが金華山に登り始めたきっかけは？

働いている時からたまに金華山に登りに来ていましたが、本格的に登り始めたのは定年で会社を退職してからです。金華山でトレーニングをして年に数回本格的に山へ登りに行くということをしていました。でも最近では、金華山の方がメインになってしまいましたね。

−トレーニングから現在のような保全活動に取り組むようになったのは？

毎日、登っているとみるみる金華山が荒れているのに気づいたんです。そこで、毎日金華山の頂上で顔を合わせる仲間と、鼻高にあるハシゴの架け替えたのがきっかけです。その後は、仲間と健康をくれる金華山への恩返しができればと思って保全活動を続けています。

−最後に登山者の方々にメッセージをお願いします。

健康をくれる金華山を大切にルールを守って登ってください。

■藤井さんプロフィール

金華山パトロール 十時会代表。平成11年に十時会を結成してから金華山の保全をされています。登山道の土砂が流れないように補修をしたり、ハシゴやベンチの設置など地道な活動を継続的に作業されています。登山者が安心して金華山に登れるのには十時会の方々が影で支えてくれているからです。

その他にも農林高校生や中学生の里山体験の指導を行うことで次の世代の担い手の育成も行っています。
 
 
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