11月24日に『鷺山の里山整備活動』が行われました。
この活動は昨年度より鷺山小学校PTAが中心となり、次の三つを目的に実施するものです。
1)鷺山の自然環境保全
2)子どもたちの遊べる森づくり
3)里山活動を通して地域連携の強化
<まずはみんなで頂上まで>
刃物を扱う作業なので、まずは指導者からしっかりレクチャーを受けた後、皆で鷺山山頂に向かいます。
鷺山の里山整備は山頂から始まり、下に向かって作業を進めていきます。
<親子で力を合わせて>
低学年の子どもたちはお父さん、お母さんと力を合わせ、整備に取り組みます。親子共々不慣れな作業では対等の立場で頑張っていました。家庭とは一味違った親子関係だったのではないでしょうか。
<力を合わせて伐採木を運びます>
里山整備には、みんなで力をあわせなければできない作業がいっぱいです。子どもたちが自然と協力しあい、整備に取り組む姿があちこちで見受けられました。
<地域の大人も大活躍!!>
活動にはPTA関係以外にも、多くの地域住民が参加していました。この活動が自治会をはじめとした地縁組織の賛同により連携を図ることで、地域の様々な人が関わり、支えていることがわかります。
<里山らしくなりました!>
鷺山山頂付近は間伐・除伐が進み、かなり里山らしい明るい林になってきました。作業を進める中、あちこちで「明るくなった!」という声が聞かれましたが、この活動で初めて森の中の明るさ(暗さ)を意識したという参加者も多いのではないでしょうか。参加者の自然に対する感覚も活動の中で磨かれているのだと思います。
<整備を待つ薄暗い森>
鷺山全体から見れば、整備された範囲はほんの一部。大部分はこのような樹木が密生して薄暗い森です。しかし、参加者がそれぞれに楽しみながら整備している姿を目にすると、「これからもずーっとここで楽しめるんだな」などと思ってしまいました。
「自然保護」といった目的を大上段に構えず、「みんなで里山を楽しもう」といった雰囲気が心地よい活動でした。
自然環境課 吉村