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達目洞で「収穫祭2017」が開催されました!


2017-10-16

平成29年10月15日、達目洞において、「収穫祭2017」が開催されました。

これは、達目洞自然の会が、達目洞の保全の一つとして
行っている無農薬の田んぼ作りにおいて、稲刈りなどを
皆さんに体験していただこうという催しです。

当日は、達目洞自然の会の方々、岐阜大学のESDに携わる大学生、中央青少年会館の
ジャンプアップ講座の参加者など、約80人もの人が参加しました。

テントでの受付

当日は、雨天でしたが、多くの親子が参加してくれました。

豚汁の準備1

豚汁の準備2

こちらでは、参加者に振る舞う豚汁の準備を進めました。

開会1

予定時刻となり、いよいよ開会です。

開会2

開会にあたり、達目洞自然の会事務局長である加納さんから、あいさつと達目洞の成り立ち
などについての説明がありました。

達目洞は、信長公の時代に、鹿狩りの場所として知られていたそうです。
信長公記にも出てくるとのこと。歴史を感じますね。

集合写真

参加者の皆さんの集合写真を撮りました。横を向いている子もいますが、それはご愛敬。

ヒメコウホネの説明

達目洞について、もっと知ってもらうため、自然観察を行いました。
これは、達目洞を象徴する植物、ヒメコウホネが咲く逆川(さかしまがわ)での説明です。
時期が遅いので、逆川のヒメコウホネは一つしか花がありませんでした。
このヒメコウホネ、「東海型」に分類されるもので、実はとっても貴重なんです。

湿地の説明

達目洞には、夜な夜なイノシシが出没します。通路の右側にはイノシシが掘った跡があり、皆が驚いていました。

田んぼでの説明

一通り、自然観察した後、いよいよ稲刈り開始です!

稲穂1

稲穂2

稲穂は十分に実っています。

稲刈り1

稲刈り2

稲刈り3

達目洞自然の会の方々が、稲刈りの方法を丁寧に説明してくれました。

稲刈り4

稲刈り5

子ども達は張り切って稲刈りしました。大人達は稲を束ねる役です。

稲刈り6

岐阜大学ESDクオリアの学生も大活躍。

稲刈り7

こちらでは、大学生と子どもの見事な連携!

カヤネズミの巣

生物多様性が豊かな達目洞には、様々な貴重な生きものがいます。これは鳥の巣のようですが、カヤネズミというネズミの巣です。

コオイムシ

川や池の中にいるコオイムシが何匹もいました。子を背負うから子負い虫。
メスがオスの背中に卵を産み付けます。

豚汁1

稲刈りが進む一方で、参加者に振る舞う豚汁も出来きてきました。

収穫

稲刈りが終了し、皆が刈った稲を天日で干すようにしました。

豚汁2

参加者の皆さんに豚汁が振る舞われました。おいしかったのと、たくさん用意してもらえたということもあって、お代わりを10杯!した子もいました。

閉会1

お腹いっぱいになったところで、閉会です。楽しい体験だったと皆さん、満足そうでした。

閉会2

今日は楽しかったと、この笑顔。

あいにくの雨でしたが、けがもなく、無事に終了することができました。
達目洞自然の会の皆様、本当にありがとうございました。

今年度は、信長公450プロジェクトと第16回岐阜市まるごと環境フェアの関連で、来週、10月22日(日)にも、達目洞で体験ツアーが開催されます。
興味がある方は、ぜひ来てください!

岐阜市自然環境課


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