6月19日(日)、達目洞で田植え・どろんこ遊び行われました。
多くの家族や岐阜大学の学生など130人が参加し、大盛況でした。
<当日のスケジュール>
9:00 〜 9:10 開会式
9:10 〜 9:30 自然観察会
9:30 〜11:00 田植え&どろんこ遊び
11:00〜12:00 豚汁で交流会
12:00〜12:30 片付け、閉会
まずは達目洞自然の会の加納一郎さんによるあいさつと達目洞の簡単な説明。
今日が人生初の達目洞という人も多数でした。
達目洞はこの写真で見えるあたりの山の水が集まってくるところだそうです。
すぐそばは市街地なのに、びっくりするぐらい自然豊か。
あいさつの後は、達目洞の自然観察です。
達目洞自然の会の皆さんが整備した遊歩道や橋があり歩きやすいです。
岐阜市の貴重野生動植物種であるヒメコウホネ。
ヒメ=小さい コウ=河 ホネ=骨
骨というのは、根が動物の骨っぽいのに由来するらしいですが
試しに抜いて見てみようというわけにはいきません。
貴重野生動植物は許可なく採取すると違法です。
さて、今日のメイン会場、田んぼです。
今日はここを機械を使わず、手で田植えをします。
まずは田植えの手順についての説明です。
手植えなんて初めての人ばっかりです。僕も見るのは初めて。
まずは苗を投げます。…え、投げるの?
手植えを知らない僕はここからびっくりです。
作業しやすいように苗を田んぼのあちこちに投げるのです、なるほどー。
ぽーん、ぽーん。びちゃーん。
だいたい終わったところ。空飛ぶ苗が写ってます。
まずは子供たちが植えます。泥の感触が楽しい。
田植えの一方で、どろんこ遊びも始まりました。
普段は許されない泥まみれが今日は特別にOK。
子供にはたまりません。
走って投げて泳いで、やりたい放題。もはや元の服の色もわかりません。
でも一番泥まみれになって遊んだのは、この大学生でしょうか。
大人の貫録を見せつける素晴らしい汚れっぷりでした。
服の色どころか、もはや人間かすら怪しい汚れっぷり、お見事です。
こぼれる白い歯と汚れの対比が素晴らしいです。
さて、田植えも着実に進み、ここまで出来ました。
時間になったので、今日はここまで。
さて、田植えやどろんこ遊びが盛り上がっている一方で
広場では達目洞自然の会の方たちが、この後の交流会のための豚汁を作ってくれています。
ちなみに焚き木も達目洞整備の際に出た枝を乾かしたものです、自然の恵み。
体を洗った参加者が広場に集まってきて、豚汁交流会の始まりです。
僕がいただいても美味しかったのですが、体を動かした後の子供たちには
特に美味しかったようで、あちらこちらから「美味しい!」の声が多数。
普段できないことをするって楽しいですね。
ましてそれを大自然の中でやれば楽しいに決まってます。
みなさんが笑顔になれる楽しいイベントでした。
達目洞自然の会の皆さん、ありがとうございました。
岐阜市自然共生部自然環境課 山口