岐阜大学サテライトキャンパスにおいて、下記のとおり学生環境会議2014を開催しました。
日時:平成26年11月9日(日)
場所:岐阜大学サテライトキャンパス中多目的講義室
学生環境会議とは、岐阜大学のサークル「ESDクオリア」に所属する大学生を中心に行うイベントで、環境に関することをテーマとして、高校生と大学生が垣根を越えて話し合うものです。今年は「持続可能な社会」というテーマで話し合い、アドバイザーとして、NPO法人地域再生機構の理事長である、駒宮 博男(こまみや ひろお)さんにお越しいただきました。
まず初対面同士の緊張を解すために、自分のパートナーを周りに紹介する「他己紹介」と、グループ内でランダムに手を繋ぎ、絡んだ手を解いて円にする「人間知恵の輪」というアイスブレイクを行いました。
他己紹介
人間知恵の輪
会議は3つのラウンドで構成され、「持続可能な社会」とは何か、実現するために自分達にできること、また社会全体として行っていかなければならないことなどについて、話し合いました。
第1ラウンドでは、自分がこれまでに経験した環境活動や環境事業についての意見交流を行い、第2ラウンドでは「持続可能な社会」とは何か、またそこからイメージできる環境活動や事業などについて参加者が意見を出し合い、各グループに配布された模造紙に書き込んでいきました。
第1及び第2ラウンドの様子
第3ラウンドでは、「持続可能な社会」とは何か?という問いに対する自分達なりの答えを出し、それを実現するため、社会に対して伝えていけるような長期目標と、参加者がそれぞれできる短期目標を作成し、発表しました。
第3ラウンドの様子
会議の最後には、駒宮さんに講評をいただき、「持続可能な社会」を実現するうえで現代社会が抱える問題と対策について解説していただきました。
駒宮さんの好評の様子
今年の学生環境会議は、岐阜大学の学生を中心に、岐阜農林高校や長良高校の生徒の皆さんが参加し、本音を交えた意見交流が行われ、大変活気ある会議となりました。
話し合いの成果といえる模造紙