平成26年2月22日 岐阜市ながら川ふれあいの森四季の森センターにて、岐阜市こどもエコクラブ交流会を開催しました。
今回の交流会は、16団体のこどもエコクラブに所属する39名の小中学生が参加し、前半は、日頃の活動の発表を行い、後半は、ツリークライミングジャパンの皆様のご指導のもと、樹とふれあう体験活動を行いました。
前半の活動発表では、それぞれの団体が今年度1年間の活動発表を行い、活動を通して、感じたこと・思ったこと・考えたことを伝えました。また、発表方法もスライド以外にも、演劇で行う団体もあり、楽しく・わかりやすく伝えてくれました。
<1年間の活動発表を振り返って!>
<感動あり、笑いありの活動が劇でよく伝わりました!>
後半、参加するこどもたちに、身近な自然の一つである樹と友達になってもらおうという目的で体験講座「樹上の世界ってどんなだろう 〜木の登り方、教えます〜」をツリークライミングジャパンの近藤さん、森部さん、安部さん、小林さんの4名の先生に教えていただきました。「ツリークライミング」は樹木管理、樹上の生態系の解明を目的に開発された技術です。
はじめに、「これからよろしく」ということで、樹を触り、ぬくもりを感じ、樹にあいさつをします。続いて、参加者全員で樹がのびのびと成長するように体を伸ばす「モクモクストレッチ」を行い、体をほぐしました。
<「モクモクストレッチ」で樹の気分>
体がほぐれたところで、いよいよ、ツリークライミングを行います。今回は参加者の中で代表者2名に、ツリークライミングジャパンの先生と一緒にアドバイスをうけながら、行いました。実際に登らない参加者もこれからどのように登るのか、興味津々でした。アッという間に樹の高い位置に上がっていきました。また、樹と体をロープで固定しているので、樹上の枝の上を歩くことが可能です。
<いよいよツリークライミング開始!>
<写真を撮るときは、「ツリー!!!」>
<枝の上もウォーキングも自由自在!>
ツリークライミングの技の応用として、日常生活でも利用できるロープワークを行い、「巻き結び」という結びを使い、縄ばしご作りを体験しました。続いて、林業等で利用されていた「ぶり縄」の紹介もありました。
<家に帰っても試してみよう>
<ぶり縄の紹介>
今回の講師の一人である近藤さんは、アメリカのカルフォルニア州のジャイアントセコイアの森を守るボランティア活動に参加されており、その際の体験談やジャイアントセコイアの森の様子など、貴重な体験をお話しいただきました。
<巨大な松ボックリに、ビックリ>
国際ソロプチミストの皆様、こどもエコクラブ応援団の皆様、こどもエコクラブサポーターの先生、保護者の皆様の温かいご支援のもと、平成25年度こどもエコクラブ交流会を実施することができました。
いつも本当にありがとうございます。
<自然環境課 坂井 規>