11月10日(日)に第12回岐阜市まるごと環境フェアのイベントとして、
じゅうろくプラザにて
第9回アースレンジャー子ども会議が開催されました。
この会議では、岐阜市の小・中学生が集まって、
環境学習などをとおして感じたことや考えたことについて
発表・話し合いをし、意見交換をとおして
環境に対する考えを深めてもらうことを目的に開催しています。
前半の活動発表では、8団体の皆さんが発表してくれました。
発表の内容は、地球温暖化の話、節電の話、河川と地域の文化の関わり、地域の河川や水路に生息する水生生物の話と様々でした。実際の体験や活動を通して、学んだことや思いが伝ってくるわかりやすい発表でした。
<長良西小学校>
<長森西子ども会インリーダー>
<長森南中学校>
<則武子ども会インリーダー>
<合渡小学校>
<イオン柳津チアーズクラブ>
<常磐小学校>
<高富中生物部>
午後からは、「環境クイズ」と「がやがや会議」が行われました。
環境クイズでは、参加した子どもたちに事前にクイズの問題、答え、答えの解説を考えてもらいました。クイズの内容は、活動を通して、経験したことや学んだことから出題してもらいました。たとえば、「サツキマスの名前の由来は何か?」というクイズで、その答えは、「サツキマスがサツキの花が咲く5月頃に、海から川へ遡上するためである。」という理由でした。
<環境クイズの様子>
続くがやがや会議では、子どもたちに今までに体験した自然体験などからより豊かな暮らしをするために、自分たちが行動できることを考えてもらいました。子ども達は意見を模造紙に書き込みながら議論を深めていき、「岐阜市 子ども環境宣言2013」を作成しました。
<がやがや会議の様子>
それぞれの子どもが考えた「子ども環境宣言」を各グループから1名ずつ、ステージ上で披露してもらいました。内容を大まかに紹介すると、「川で泳いだり、山に登ったり、作物などの自然体験をしてみて、自然の大切さなどを体で感じてみたい。」、「私たちの町の自然をもっとみんなに伝えていき、もっと豊かに暮らす努力を行う」、「野菜や木の苗を植えて自然いっぱいの岐阜市にしたい。」など多様な思いのこもった環境宣言を考えてくれました。
<子ども環境宣言の様子>
今回のアースレンジャー子ども会議には、
約300名の皆様にご参加いただきました。
会議の企画・運営にご協力いただいた、
環境市民ネットワークぎふ、国際ソロプチミスト岐阜−長良、
岐阜県自動車会議所の皆様、
環境クイズ・がやがや会議の司会
及びファシリテーターという大役を担っていただいた
ESDクオリア、未来塾2050の学生皆様、
本当にありがとうございました。
自然環境課 坂井