平成25年度岐阜市こどもエコクラブ発足式が開催されました。
発足式はこどもエコクラブ の会員が一年間の活動に向け、
それぞれのクラブと交流しながら決意を新たにする場です。
6月26日現在、岐阜市では36のクラブが登録されており、
1093名の会員が環境保全活動や環境学習を行っています。
まずは、国際ソロプチミスト岐阜-長良による
活動支援金の授与が行われ、こどもエコクラブを代表して
七郷小学校の吉田真那斗さんが支援金を受け取り、
力強く決意表明がされました。
<支援金授与の様子>
その後、ネイチャーゲーム(「ノーズ」、「動物交差点」)で、
ウォーミングアップを行い、いよいよお楽しみの自然体験活動です。
<ネイチャーゲーム「動物交差点」の一コマ>
今回の講師は「森と人をつなぎたいヘンなおじさん」こと
森林文化アカデミーの萩原 裕作先生(ナバさん) 。
ナバさんのところにいくと、ウクレレの演奏付きで
ドングリころころが歌われています。
毒のない毛虫のマイマイちゃん(マイマイガ)も、手の上に!!
<触れることが分かった途端に大人気のマイマイちゃん>
「ドングリはこのマイマイちゃんにご飯(葉っぱ)を作ってくれますが、
今日は特別に皆さんにも、ジュースを作ってくれました」
ということで、ドングリの木の下に隠されたジュースさがしの開始です。
ジュースの為ならと、みんな出足がメチャクチャ早い(笑)
<ジュースさがしへGO!>
あっという間にジュースが見つかりました。
ひとまずドングリ?(ソロプチさん)からいただいた
ジュースを飲んで、プログラム開始です。
まずは、形の異なる葉っぱを3枚拾うことからスタート。
2人ペアを作って、お題にそって葉っぱじゃんけん開始。
<お題に沿って一番勝てそうな葉っぱを選択>
勝った人は、負けた人から肩たたきをしてもらえる特典付き。
最初は「ギザギザの多い葉っぱの勝ち」など、見れば勝敗のつくお題。
徐々に、「いい匂いのする葉っぱの勝ち」や
「ゴリゴリしている方の勝ち」など、
表現力、説得力、ごり押し力(?)がモノを言うお題に発展。
葉っぱじゃんけんが、まさかの交渉術の訓練に変身(笑)
葉っぱじゃんけんの締めは、
誕生日のメンバーにみんなでハッピーバースデーの曲をプレゼント。
<ナバさんのウクレレにのせて「HAPPY BIRTHDAY」>
そして、「紙ふぶき」の代わりに「葉っぱふぶき」をプレゼント。
<誕生日おめでとうございます>
誕生日の祝福をして、盛り上がったところで、
2人ペアで与えられた指令をクリアするアクティビティに挑戦。
指令を受け取ってからは「喋ってはいけない」という縛り付き。
ところが、指令を受け取ってから、あちこちから「クスクス」と笑い声が。
こんな指令や
<きっとウンコがお宝にみえてきます>
あんな指令がありました。
<超難問!創造力大爆発!正攻法かトンチ?で勝負>
最後の指令は「20グラムの物をみつけよ」
最初のころは豪快な重量のものが多数(10倍?20倍?)
そのうちだんだん精度がよくなってきます。
いろいろな20グラムのお宝が見つかりました。
<20グラムちょうどのお宝>
今回は、石が多かったようですが、
いろんなもので、試してみるともっと、楽しさが膨らみそうですね。
フワフワなものなんかだと、すごくボリュームが出そうです。
プログラムのクライマックスはみんなのスライドショー。
スライドが1人1枚手渡され、
それぞれが作品を作っていきます。
完成したところで、輪になって、光に透かしながら見ていきます。
「ガッチャン」と声をかけながら、作品を回していきます。
参加者の数だけの美しいスライドを楽しみました。
番外編ですが、こんな一幕もありました。
(1)マイマイちゃんを手に載せる
(2)お母ちゃんの元に走る(お母ちゃん逃げる)
(3)「やめないとごはん抜き」と強権発動
(4)世の中の厳しさを知る(笑)
身近な自然をみんなで楽しむと、
いろいろなことが学べるし、会話もはずむし、
日々の生活の彩りが豊かになりそうですね。
ナバさん、 楽しいプログラムをどうもありがとうございました。
こうして無事こどもエコクラブ発足式は無事終了しました。
これからいよいよ本格化する各エコクラブの活動が楽しみです。
いつも活動をご支援いただく
国際ソロプチミスト岐阜-長良 の皆様、
こどもエコクラブ応援団、サポーターの皆様、
日々活動してくださる保護者・教員の皆様、
本当にありがとうございます。
自然環境課 井戸