長い年月の風雨により、護岸に使用している竹の痛みが進み、ギシギシと音が鳴る状態に。
このままでは、護岸が崩壊してしまうということで、達目洞自然の会が中心となり、平成25年1月より、竹取、土のう作り、杭打と、護岸の修復の準備作業が行われてきました。
今回の作業は、いよいよ竹を護岸に積みあげての、仕上げの作業です。
<崩れた護岸>
このように、以前に作った護岸は、長い年月で朽ち果てた状態となっています。
この状態から護岸を修復します。
前回打ち込んだ杭を支えに、竹を積み上げ、護岸の壁面を作ります。
<竹の積み上げ>
その後、積み上げた竹の裏側のスペースに土のうや土を入れて竹を安定させます。
<竹の裏側への土入れ>
最後に、護岸を踏み固め、強度を高めます。
<護岸の補強>
そして、ようやく完成です。
<護岸完成!>
達目洞のヒメコウホネは、このような地道な保全活動によって守られています。
「達目洞自然の会」の皆様、本当にお疲れ様でした。
今後も、達目洞自然の会によって、毎週第3土曜日に保全活動が行われていきます。
興味のある方は、一度、活動を見に来られてはいかがでしょうか。
自然環境課 坂井(規)