令和7年9月7日(日)、NPO法人ぎふし森守クラブによる環境保全活動が実施されました。
森守クラブは、里山の森林などの整備、活用などのため、里山を保全し、よりよい状態で未来へ引き継いでいくことを目的として活動されています。
今回の活動では、2つのグループに分かれて、1つのグループが里山の間伐作業、もう一つのグループがスギ、ヒノキなどの人工林の伐採作業を行いました。
伐採作業では、傷んでいる木を伐採し、薪として活用するために細断しました。
伐採した木はどれも10m以上の高木で、まるで林業の作業をしているようでした。
細断した材木は、利用しやすいように1ヶ所に集めました。
この集めるために材木を運搬するだけでも、けっこう重労働でした。
当日の作業では、4本の木を伐採しました。
倒れる方向を間違えると大惨事となるため、慎重に作業を進めました。
間伐作業を行ったグループは、急斜面の場所もありましたが、順調に作業を進めていました。
おかげで日光が地面にまで届くようになりました。
この里山の生物多様性は、良好な状態で保全されています。そのおかげで多様な生きものを観察することができます。
これはジョロウグモのオスとメスです。大きい方がメスで、オスはメスの巣に居候しています。
本日の作業では、これだけの材木を集めることができました。
これらの材木は薪のため、適宜、活用される予定です。
本日の作業は、これで終了です。ぎふし森守クラブの皆さん、お疲れ様でした。
当日、作業された方々は、多くが80歳以上の方々だったのですが、皆が昼過ぎまで元気に活動されたのにはビックリしました。
ぎふし森守クラブでは、活動に参加される方を随時、募集しています。
広報ぎふやNPO法人ぎふし森守クラブのHPに案内が随時、掲載されますので、興味がある方はぜひ参加してみてください。
岐阜市環境保全課