3月11日(日)にNPO法人ふれあいの森自然学校が主催する東北震災チャリティー登山が開催され、46名の参加者が4つのコースに分かれて百々ヶ峰に登りました。
当日は汗ばむほどの陽気に恵まれ、一枚また一枚と休憩のたびに上着を脱ぎながらの登山となりました。途中、森の案内人から植物の解説を聞いたり、遠くの山々を眺めたり楽しみながら山頂を目指します。
<山頂展望台からの眺望>
登山の途中では芽吹きはじめたばかりの小さな若葉や草木の花などを観察することができました。黄色い花は、特に春が来たことを感じさせてくれます。
<サンシュユの花>
<タンポポの花>
山頂では岩手県出身の詩人宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の朗読に続いて、参加者全員で東北に向かって黙祷を捧げました。
<代表の中山さんによる詩の朗読>
また、今回参加者から義援金として5万3千円が集まり、岐阜新聞・岐阜放送社会事業団を通じて被災地へと送られる予定です。
昨年の4月に引き続き2回目のチャリティー登山の開催でしたが、震災当日のような節目だけでなく、常に被災地に関心を持ち続けることが大切だと改めて感じました。
自然環境課 坂井