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アカメガシワの葉
               柴田甫彦 氏 提供

■金華山での主な分布
 七曲り登山道 上・中腹
   めい想の小径 中腹
■花:5〜6月ごろ
■実:7月ごろ

■分類トウダイグサ科−アカメガシワ属
■分布地東北北部から南の本州・四国・九州に分布。
海外では朝鮮や中国でも見られる。
■木(枝)落葉高木で、成長すると木の高さは5〜10mになる。
■葉長さ5〜20cmほどの葉は楕円形で、裏面には黄色の蜜点があってアリが集まることがある。
■花5〜6月ごろに白色の花を穂状につける。花は雄花と雌花がある。
■実7月の終り頃につける果実は果(さくか)で軟針である。8月になると果皮が割れて中から黒くて光沢のある種子がでてくる。
■その他樹皮は煎じると、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多症に効果があるとされる。また、果実の軟針は駆虫剤に用いられる。
名前の由来:カシワとは食べ物をのせる木の葉のことを言い、カシワの葉と同様にアカメガシワの葉も食べ物をのせて使われていた。また、新芽の色が赤いことが由来と言われている。
 

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