平成23年11月23日(水・祝)に岐阜市自然・環境保全学習センターにて小・中学生を対象とした金華山学習会を開催しました。
当日は雨が心配されましたが約20名の方の参加があり、参加者は、金華山でボランティア活動を行っている金華山サポータズの方々の解説を聞きながら登山を行い、金華山の植物や歴史について学びました。
最初に講師の方々から、登山時の注意と植物を観察する際のポイントなどの話を聞きました。
参加者たちは、講師の解説を聞きながらめい想の小径を登り、ビンゴカードに書いた植物や物を探しながら山頂を目指します。
途中で見つけた木に手を回し、その大きさを実感している参加者もいました。
実際に抱きついて測ってみると、見た目以上に幹が大きく、樹皮がごつごつしていることが分かります。
眺望の良い岩場で一休み、山頂まであと少しです。
遠くの方には、頭に雪の積もった伊吹山や能郷白山を見ることができました。
登山途中、たびたびお腹が空いた!という声が聞かれましたが、約2時間かけて全員無事に山頂に到着しました。
体を動かした後のご飯はいつもより何倍もおいしく感じます。
七曲り登山道から下山した後は、自然・環境保全センターにてどんぐりコマ回し大会です。
どんぐりゴマを長く回し続けるためには、コマ回しの技術だけでなく、形の良いどんぐりを見つけることが重要なため大人も子ども真剣にどんぐりを選んでいました。
大人の手ほどもある三葉松の大きな松ぼっくりを使ってクリスマスツリーも作りました。
ビーズや木の実などをボンドを使って松ぼっくりのカサに付けていくのですが、全体のバランスを見ながらピンセットで一つずつ慎重に飾り付けていました。
半日に渡る金華山学習会でしたが、頭の体もたっぷり動かし、充実した学習会となりました。
また、講師の方々からマテバシイの実やシャシャンボのジャムを使ったサンドウィッチなどの差し入れを頂きました。シャシャンボのジャムは、和製ブルーベリーの名前がぴったりの美味しいものでした。
今回の金華山学習会では、金華山サポーターズやクラフト工房 樹楽の皆様にご協力いただきました。事前準備から当日の解説まで本当にありがとうございました。
自然環境課 坂井