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第3回アースレンジャー自然体験塾(稲作編)


2024-10-28

第3回アースレンジャー自然体験塾(稲作編)を開催

第3回アースレンジャー自然体験塾(稲作編)を開催し、7組21人の親子が達目洞の自然観察と稲刈りを行いました。前日の夜は雷雨でしたが、稲刈り当日は朝から気持ちのいい天気になり、稲刈りすることができました。また、アースレンジャー自然体験塾の参加者だけではなく、長良西インリーダーの方や、大原学園の生徒さん、岐阜大学の学生さんたちも一緒に、みんなで協力して作業を行いました。

開催日    令和6年10月20日(日曜日)
開催時間 午前9時 から 正午 まで
開催場所 達目洞

達目洞の自然観察

初めに、達目洞の自然環境の保全活動を推進する「達目洞自然の会」の加納さんの案内で、達目洞の自然観察を行いました。

達目洞自然の会では、岐阜市貴重野生動植物種に指定されているヒメコウホネの保全や、湿地環境の再生・復元、外来種の除去、休耕田での米づくりなどを行っています。

稲刈り

次に、達目洞の田んぼで、稲刈りを行いました。

前回(第2回)で植えた稲は大きくなっており、一面黄金色の田んぼが広がっていました。この稲は、達目洞自然の会の皆さんによる管理によって、無農薬で育てられています。

田んぼ全体風景

達目洞での稲刈りは、田んぼの土が非常にぬかるむため機械で行うことができません。従って全て人の手で行わなくてはいけません。

稲刈りの前に、稲を刈る方法を達目洞自然の会の野尻さん、水﨑さんに教えてもらいました。鎌を使用するので、指を切らないように親指を上に向けて稲を持って、引っ張るように力を入れて切ることなどを教えてもらった後に、実際に稲刈りを開始しました。

 

子どもたちは、我先にと田んぼの中に入って、一生懸命稲を刈ってくれました。稲刈りは初めての子がほとんどでしたが上手に稲を刈ることができ、あっという間に刈りとった稲の山ができました。

刈った稲は藁でくくった後、竹に稲架掛け(はさがけ)しました。藁でくくる作業が難しく、稲がゆるんで落ちてしまったり、上下逆になっている稲を整えたりと大変でした。

大人が藁をくくる作業に苦戦している間に、子どもたちは田んぼで生き物探しを行い、イナゴにコオロギにカマキリにヌマガエルと、沢山の生き物とふれあいました。冬眠前のニホンマムシやヒバカリなどに出会うこともできて大人も子どもたちもびっくりしました。

はざかけした稲

みんなで協力して、稲刈りが終了しました。

自然観察や稲刈りを通して達目洞の生物多様性を実感し、理解が深まったことと思います。

多くの生きものが生息する達目洞を、皆で守っていけるといいですね。

みなさんお疲れさまでした。

イナゴ

ヒバカリ

 


カテゴリー:今日の達目洞, 活動状況,

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