8月12日(土)、大洞の里山遊歩道にて「みどり植物同好会」、「硯石の自然を愛する会」、「大洞の里山つくろう会」の3団体が合同で自然観察会を開催しました。
主に「みどり植物同好会」の方々が講師となり、遊歩道沿いに見られる植物の名前や見分け方、特徴、保全するために配慮すべき事などを解説してもらいました。
「この木を残したいなら、隣の木は切ったほうが良い」、「ここは群落として保全すると良い」といった実践的なアドバイスもあり、とても参考になったようです。
硯石の自然を愛する会と大洞の里山つくろう会では、合同で里山遊歩道に樹名板を設置していく計画です。
そのため、教えてもらった樹名は現地で正確に記録していきました。
目指すは「楽しく学べる」遊歩道です。
遊歩道沿いには、多くの枯れマツやキクイムシの被害を受けたコナラ・アベマキが見られました。
これが現在の里山の実態です。
里山が経済活動の場でなくなって久しい今、昔ながらの里山再生は難しいかもしれません。
しかし、大洞では地域住民が里山とのふれあいを楽しむことで、『新たな里山』が生まれつつあります。
今後どのような姿を見せてくれるのかとても楽しみです!
自然環境課 吉村