10月1日に岐阜市文化センターで催された『平成22年住民自治推進大会』の中で、市民参画賞の授与式が行われました。
この市民参画賞は、平成14年度からまちづくりに主体的かつ先導的に取り組まれている個人・団体の功績をたたえ、岐阜市が贈呈するものです。
今年度の受賞者、個人の部55名・団体の部17団体の中に、岐阜市の環境活動に関わりの深い3名方が受賞されました。
今回は、その方々の日ごろの活動内容一部と当日の写真を紹介します。
<環境市民ネットワークぎふ 柴田さん>
環境市民ネットワークぎふ代表 柴田さん
今年度も行われる『アースレンジャー子ども会議』を平成17年より市と協働で開催しています。
さらに平成19年からは、高校生・大学生を対象にした「学生環境会議」も行っています。このように、環境市民ネットワークぎふでは、環境活動に取り組む子ども・学生のメッセージを発信する場作りを積極的に行っています。
その他にも柴田さん個人としては、環境等に関する様々なイベント立ち上げ、運営の中心的な役割を担い、岐阜市の環境活動の推進に大きく貢献していただいてます。
<写真左:永縄さん、写真右:佐藤さん>
十時会 佐藤さん
金華山で活動しているボランティア団体 十時会の最年長会員。6年ほど前から2・3日に1回のペースで七曲り登山道の階段清掃を行われています。平成21年度には、年間134日七曲り登山道にある350段・長さ600mの階段を清掃されたことが報告されています。
登山者からは、佐藤さんの清掃のおかげで、落葉で滑りやすかった七曲り登山道での転倒やポイ捨てが減ったという声が聞かれます。
十時会 永縄さん
金華山で活動しているボランティア団体十時会に所属し、金華山にある10本の登山道の内、西側にある7本の登山道の崩れた箇所の補修・パトロール、ゴミ拾いなどを行われています。11年間行われてきた十時会のこのような活動に設立当初から参画し、活動してきましたが、昨年大病を患い以前のような体を使った保全活動ができない状態にありますが、現在も会から打ち合わせや活動へのアドバイスを求められ、それに応えるように現在も活動されてます。
以上が今回受賞された3名の方の紹介になります。
改めて3名の方受賞おめでとうございました。
今後の益々のご活躍をお祈りしております。
今回このような授賞式に参加して、短期間でなかなか結果の出ない環境教育や自然を相手に行っていくことは、今回受賞された3名の方のように継続してくれる人々、そのような方たちの支援・協力が市内の環境を保持する上で大切なものだと改めて感じることができました。
自然環境課 谷口