夏休みなのに1日中、晴れている日が少なくて残念ですが、その少しの晴れ間を見つけて達目洞を散策してみました。
その時に見つけたトリノフンダマシというクモの仲間です。珍しい種類ではないですが、夜行性なので目にすることはなかなかありません。写真のような変わった形と表面の光沢が特徴です。
このクモの名前の由来は、表面の光沢がぬれているように見えることや、このトリノフンダマシの種類には白い模様や赤い斑点があり、鳥のフンと見分けがつかないものがいるからです。
このような形なったのは、鳥のフンを好んで食べるクモの捕食者がいないためではないかという説が有力です。
普段は、気にしない自然の中にある自分の知らない昆虫や植物を調べてみるのも夏休みの楽しみ方としていいかがでしょうか?
自然環境課 谷口