達目洞で夜の自然観察会を行いました。
夜の10時から開始ということで参加者は少なかったのですが、昼間とはまた違う達目洞の自然を感じることができました。
真っ暗な流れの中に浮かび上がるヒメコウホネ。
夜中でもマジメに咲いています。
アマガエル、シュレーゲルアオガエルが大勢を占めるカエルの合唱の中で、ちょっと変わった鳴き声が聞こえてきます。
低い、グッグッグッという鳴き声に引かれ、田んぼの畦を進むと、いました! モリアオガエルです。
田んぼ脇の茶の生垣で、近づく我々を無視するように平然と鳴いていました。
達目洞を観察した後は日野の竹林に移動し、ヒメボタルを観察しました。体長10mm程度の陸生ホタルで、湿り気のある竹林やスギ林などで発生します。
発光サイクルが短く、ピカピカとイルミネーションのように光るので、光の糸を引くように飛翔するゲンジボタルとはかなり趣が異なります。
日野のヒメボタルは午後10時頃から発光しだすようです。夜遅いので、地元の人も意外に知らないのではないでしょうか。
夜の自然観察会、面白かったです。来年もやりましょう!
達目洞自然の会 吉村