■分類 | ウルシ科−ヌルデ属 |
■分布地 | 北海道〜九州まで全国に広く分布。 |
■木(枝) | 落葉小高木で成長すると木の高さが6mほどになる。樹皮は赤褐色で円形や楕円形の皮目が目立つ。 |
■葉 | 長さ5〜12cmほどの長楕円形または卵状楕円形の葉は、表面は緑色で細かい毛があり、裏面は淡白緑色である。葉縁は粗い鋸歯がある。また、葉軸に翼がある奇数羽状複葉である。 |
■花 | 8〜9月ごろに枝先に長さ30cmほどの円すい状の小さい白い花を多数咲かせる。 |
■実 | 10〜11月に5cmほどのさやに包まれ直径5〜8mmほどのへん平な球形をした果実をつける。果実の表面にあらわれる白い粉のようなものは、リンゴ酸カルシウムの結晶であり、黄褐色に熟した果実を口にすると塩味が感じられる。 |
■その他 | 名前の由来:幹を傷つけるとでる白い樹液を器に塗ったことからこの名前がついたといわれる。 |
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