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ヒトツバタゴが花真っ盛りです


2008-05-03

モクセイ科 ヒトツバタゴ属 ヒトツバタゴ Chionanthus retusa Lindl. et Paxton

今、岐阜市に生えているものは、花真っ盛りになっています。

環境省レッドデータによれば、絶滅危惧II類(VU)の樹木です。

ところで、名前の由来ですが、「タゴ」は田んぼの木、はさ木 を意味します。刈り取った稲をかける事を「はさがけ」と言い、はさ木は、これを掛けるために竹竿を吊す木です。通常トネリコを使うことが多いのですが、トネリコは葉が複葉になっています。
このトネリコによく似た、葉が一つだけの、、、で、ヒトツバタゴ。

学名はもっとストレートです。
Chionは「雪」を、anthus は「花」を、retususは「ややへこんだ形」とか「葉の先が鈍く尖っている」と言う意味ですから、葉先が尖った雪のような花を咲かせる木 という名前になります。

森と水辺の技術研究会 水崎


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